カイロプラクティックのエビデンスについて

 これは数年前動態学セミナーに参加した時に、セミナー後カイロプラクティックの研究について福岡の馬場信年先生と荒木寛志先生(まさかカイロ関係者で知らない人はいないと思いますが)にインタビューした時の記事です。

 

 

佐々木:九州カイロプラクティック同友会の発足の経緯や活動を教えてください。

 

 

馬場:九州カイロプラクティック同友会の前身はJCA(日本カイロプラクティック総連盟)

という団体の九州支部として発足しました。

 当時は鹿児島にありまして私の大恩人であります黒木清里先生が主体となって

JCAの九州支部活動を行っていたのですが

その後、九州全体に広がって会員が増えたので鹿児島と福岡の

2拠点にして九州南支部・九州北支部に分けてわけさせていただきました。

 

 しかし、当時のJCAで方向性が異なる事態があり2つに分裂する事があったのですが

少なくとも九州北支部は分裂騒動に左右される事なくしっかり持続していくべきである

という立場から名前を九州カイロプラクティック同友会に改名して今日まで運営・継続しています。

 そのような活動があるのも荒木先生がずいぶん苦労されているから今まで継続しています。

 

 

荒木:発足は1985年ですね。

主な活動としては毎月の例会と隔月のCCR(臨床研究発表会)を行っています。

 CCRとはカイロプラクティック・クリニカル・リサーチの略で

OS(オープニングステイトメント)を臨床発表者が例示します。

 例えば頭痛であればその頭痛を推測できる最小限の情報を与えて

(年齢・性別・主訴・リスクファクター)症例を検討していきます。

 

 

馬場:OS(オープニングステイトメント)とは開始にあたって例示する簡単な情報の事です。

 そこからお互いが考えないといけません。

こんな症状の人がいたらどんな可能性があるのだろうと・・・、

あるいはどんな危険性があるのだろうと参加者は考えていきます。

 

 

荒木:カイロプラクティックの治療は患者の訴える症状が安全か

危険かその見極めが大切になってきますので、

この症例を扱っていいのだろうか?病院に紹介するべきだろうか?

カイロプラクティックの禁忌症もしっかり含めて検討していきます。

 今のCCRの活動は15年くらい継続しています。

 

 

馬場:CCRの目的は考える癖をつけるという事です。

まず重要な事は除外診断(あるいは鑑別評価)なわけです。

 その患者の主訴がどういう事に起因しているのか症例として

シュミレーションしていくわけですがその過程で重要なのは、

その人の訴える症例の中に危険因子はないか、

あるいはそこを判断するためにその症状が増悪する因子

またその症状が寛解する因子とはなんだろう?という事を判断しないといけません。

 

それが出てきたら想定される疾患がいくつか絞り込まれるわけです。

そういう事を行った先に我々が行う検査がありその先の治療が成り立ちます。

ところが残念ながらカイロプラクティックでは教育の段階で

学んでいるはずなんですけどもうまく臨床に応用できていない。

中には「そんな事ないよ」という人もおられるかもしれませんが

少なくとも私たちはそこをキチンと判断できて治療できるようにしたいと考えています。

 

佐々木:そのような活動の先に学会などでの研究発表に繋がっていくと・・・

 

馬場:そういう症例について会員全員が持ち回りで必ず我々の季刊誌に症例発表をします。

これは手順よく書くトレーニングです。

先ほどのような手順できちんとまとめて研究できるとそれが

発表に繋り、論文が書けるという結果になるわけです。

 いわゆる誰にでも納得できうるような根拠を示すという事です。

 

佐々木:EBMでもよくいわれますが問題解決型臨床思考という事ですね。

 

馬場:そういう事です。

 

佐々木:カイロプラクティックではRCTやメタアナリシスの研究論文がないから信頼性が低いと言われますが

 

馬場:少し基本的な説明からします。

論文では臨床における変化を統計処理する必要があるのですが、我々の臨床の中で難しいのは

どういう項目で事象を抽出していくかが難しいわけです。

我々は血液検査や画像検査のような比較可能な検証ができません。

 そうなるとカイロの研究発表というのは物語になるわけで中々論文になりづらい背景があります。

それを物語にならないように前述した手順を行うわけです。

 

 

佐々木:例えばどのように問題を抽出して手順を踏まえていけばいいですか?

 

 

馬場:いずれにしても我々の研究で最も多い症例報告というのは一例一例ですから比較ができない。

ですからそれをグループ化してまとめるために指標をどうやって見つけるか

その切り口が大事になってきます。

 ところが指標そのものが科学的な検査の中で普遍性があって

再現性があるという事が非常に重要な基準とされますが前述したようにそれは難しい。

ではどうするかというとある検査結果だけを抽出して後は全部無視するわけです。

例えば荒木先生の過去の例では眼球運動の不整という結果のみに絞った論文があります。

100~200例集積しといてそれに対する主訴との関連など、まず指標を絞るわけです。

 

 

佐々木:いわゆる後向き研究の事ですね

(結果から過去を遡る)

 

 

荒木:今まで学会でいろんな論文を発表してきましたがいろいろ苦労しました。

 例えばクラニアルのリズムは運動や休息によっても変化しない。

と本に書いてあって

「果たして本当なのか?高速スラストした後どうなるのか?

治療したあと変化はないのか?」

と疑問がありそれを指標に研究をしました。

 

我々は治験者を募る余裕はないので患者さんに協力を願うわけですが

そうなるとこのような事を施術する前に患者さんに説明しなければいけないわけですね。

でも説明したところで患者さんにしてみれば主訴とは関係ない

頭を触られるわけですから当然疑問に思うわけです。

 この過程だけでも15分かかるしそれから患者さんの主訴の施術に入るわけですから

このやり方をやるともう患者さん次回から来なくなるんですよ(笑)経過観察もできないし・・。

実際刺激を加えた後変化がありましたから、結果を得る事はできたのですが

生活のリスクを伴いますからこれも研究の難しさだと思います。 

 ここ2年(取材当時)はKOセミナーで忙しく研究はやっていないのですが

実はこの2年が一番患者さんの来院が多く収入も過去最高になりました(笑)

なんか神様がうまく調整してくれているんだと思います。

 

 

馬場:今の荒木先生の話の中でエビデンスという意味で重要な点が2つあります。

1つ目は、頭蓋のリズムで100人なら100通りの検出ができましたが

これは荒木先生が感じたリズムなんです。

科学というのは普遍性と再現性ですからデータとしてまとめるのは

機械的にそれを検出できる装置が必要になるわけです。

2つ目はもっと難しいのですが、治療の刺激の強度です。

比較試験をするには同じ強度を同じ部位に与えて試験を

実施しないといけませんが我々の臨床ではそれができない。

つまり圧刺激を一定にすることができないんですね。

機械的に定量化する事ができないからエビデンスを得る事が難しい。

これが我々の悩みなわけです。

 

 

荒木:一時期脳神経について考察した事があったのですが、

脳を賦活させるために左右から刺激を一定化させるためにアクティベーターを使いました。

これが僕らができる最低限のラインかなと思います。

 

 

佐々木:だからアクティベーターは論文が多いんですね

 

 

馬場:これも面圧によりますが(笑)だからある意味自己批判していかないと科学的ではない。

 

 

荒木:だから僕のこの頭蓋リズムの論文は査読委員会から厳しくコメントを頂きました。

海外では頭蓋のデータがあって全部リズムが違ったそうです。

そういう結果もすでにあるからこれは認められないと・・・

やはり数値が必要であると思います。

 

佐々木:では研究論文作成の際にどのように勉強してどう行動していけばよいのでしょうか?

 

 

馬場:一つ目に大事な事は医学論文を山ほど読む事です。

それを読む事で論文の展開が理解できます。

 

二つ目に大事なのは日常の臨床の中で問題意識を持つ事です。

の問題意識がそのまま研究のテーマになります。

常で感じている問題をより具体的な問題として示すために

どうすればいいのか?という問題意識を持たないと着想が生まれてきません。

 

三つ目に大切な事はやってみる事です。

やってみて場合によっては発表してみる事です。

どこかの学会で自主投稿でもいいですから・・・

まァ 論文としてはすぐに突き返されますが(笑)

 でもなんもかんも自力では難しいです。

若干アピールになりますが、そういう意味で徒手医学会という場があるわけです。

誰にでも門徒を開いていますし派閥も関係ないですから、

いろんな先生の話を聞いて興味を抱いてやってみる事です。

 

 

荒木:佐々木先生も学会で発表しましたよね?

 

 

佐々木:僕のは論文と呼べるレベルではありませんが(汗)

 

 

荒木:僕としてはそういう繋がりが刺激になりますしどんどん発表してもらいたいと思います。

 

 

馬場:勉強するという意味では今は情報が多すぎるように思います。

我々が勉強していた時は文献もなかったし

熱心な先生は海外のジャーナルを取り寄せて訳しながら勉強していましたけど

それから考えれば今はなんでもあるわけですよね。

セミナーもしょっちゅうやっていますし東京なんかは特に多いよね。

逆にその分だけ研究したり、学会などの参加意欲が少ないのかもしれません。

 

荒木:進先生は全国のセミナーに参加されてますが全国を見てみてどう思いますか?

 

 

:今はあらゆる所でセミナーをしていますから参加者が分散しているので

一つのセミナーや学会の参加人数が少ないのかもしれません。

 

 

荒木:今の若い先生はテクニックのセミナーに参加する事はありますが

もっと人の体を深く理解しようという姿勢があまり感じられません。

 

新しいテクニックがあればそっちに行ったり・・・  

基礎を固めようとする若い先生が少ない。

基礎からの発想がバリエーションを生むわけですから

基礎を抑えてたくさんセミナーを受けている先生は本当にうまい。

 

 

佐々木:荒木先生がもう1つ会長をされているJSCが開催してい

るKOセミナーは基礎を抑えて適応と禁忌をマネジメントしよう という内容のセミナーですか?

 

 

荒木:KOセミナーは基礎教育応用セミナーの略でして、

基礎医学の知識を応用して「考える力」を養うことが1つの目的にあります。

例えば人体をスケルトンのように観れる事などです。

そうじゃないと我々は人の体を触ってはいけない。

例えばある部位の筋線維が硬かったとしますよね。

単純に3Dでイメージするのではなく浅層から深層、

それに上下左右の組織関係があって硬くなっているわけですから、

そのようなイメージを抱きながら施療する事ではじめて寛解反応が

現れてくる。僕らは触れてコミュニケーションをとるわけですからそれができないといけません。

そのような基礎的な部分を抑えての応用学がKOセミナーです。

また禁忌症との鑑別を大事にするのも必要です。

院の一つ一つがカイロの代表であるという自覚を持ってもらうためにも禁忌症をやっています。

 

 

 

ネットワークについて

佐々木:共同研究などを行う際に全国の先生方に意見を求めたりアドバイスをいただいたり

そのようなネットワークの構築は可能だと思いますか?

 

 

馬場:これには解決しなければいけない事があります。

まず同じレベルにある人達が共通意識を持たないと

ネットワーク構築はおろか共同研究もできません。

そして得られたデータをお互い理解する基本にあるのは教育です。

ただ今日の日本において教育の基準がバラバラですから

卒業後に共同して切磋琢磨する場がない。

皆さんカイロの学校を卒業しているわけですか

それなりのレベルにいるはずなんです。

 

そんな人達が集まって会の属性関係なしにお互いが学ぶ

あるいは研究していく、そういう土台がないんですよね。

九州同友会はそのような集まりである…と自負していますが、どうでしょうかね。

 まずは小規模でもそんな集まりを自分たちで作る事、

それが全国的にたくさんできればネットワークができると思います。

そういう場として徒手医学会を利用してもらいたい。

 

 

ナラティブ ベースド メディスンについて

馬場:前述しているように徒手医学における科学的展開は非常に難しい。

ですから我々のできるもう一つの重要な切り口に

ナラティブ・ベースド・メディスン(NBM)があります。

これを我々の仕事の中に関連づけていきます。

例えば、ある症状を訴える時の問題は社会生活上に原因がある事が大半なわけです。

 

痛みにしろ、症状にしろ社会生活上の不具合を指標にして結果を評価する事は可能かなと思います。

これは一度試みた事があるのですが患者さんの訴えるコメントを

感情表現のまま集積した事があります。

例えば腰痛にしてもズキズキ痛いとかキリキリ痛いとか・・・。

 

それが社会生活にどう影響するのか? 学校に行けないとか物がとれないとか・・・。

それが朝から晩までのそれぞれの生活ステージの中で

それがどう社会生活に影響しているのかを評価するわけです。

治療方法は別になんでもいいのですが、

治療した結果その生活状況がどのように変わっていったのか という結果が導きだされます。

これは生活状況の改善度合いですから相関もできるし比較もできます。

エビデンスというには難しいのですが、NBMという評価は

再現性や平均化にこだわらない新たな切り口ではないでしょうか。

これは今後の医療に重要な項目になってくると思います。

WHOの健康の定義に「健全な社会生活」がありますが

その社会参画がうまく機能していない

いわゆるイエローフラッグが患者さんの訴えに関わってくるわけです。

 

 

佐々木:どちらかというとカイロプラクティックはこのNBMの方が馴染みやすい気がしますね。

 

 

馬場:そう思います。これもあえて言えばエビデンスなんです。

ただこれはEBMにはなじめませんが21世紀の医学評価として

重要であると専門家もおっしゃっています。 

QOLそのものです。

佐々木:社会性となると少なからずストレスが影響していると思うのですが

心理面なども評価に含むのでしょうか? 

例えばストレスの度合いをデータ化したり・・・

 

 

馬場:ここまでになると統計学の知識が必要です。

これは専門家に頼んだ方が早いと思います。

下手にデータを扱うとバイアスがかかってしまうので・・、

我々にできる心理的な評価として重要なのはあえて言葉でいうと

「痛みの色彩まで見ていく」という事です。

これは心理学でよく使われるのですが

どす黒く痛いとか、淡く痛いとか、そのように表現する事で

その人の訴える痛みの質が理解する事が出来ます。

「痛み」をその人の感覚で表現し、掘り下げていく過程で

患者自身が痛みの本質に気づくことができるわけです。

これは感情解放にもなります。

 

 

荒木:僕は心理に関する事は不得意です。

ある心理学の本の中に

「人の心を扱うにはその人と一生付き合う気持ちがないといけない」

と記述されていました。

人の心を扱う場合には中途半端になるとおそろしい目にあいますから

僕は心理学を勉強していません。

この仕事はコミュニケーションですから本当は

勉強した方が良いのでしょうけど膨大すぎて入りこめないんです。

だから僕はバイオメカニクスを学んできました。

 

 

馬場:この心理の話は2つの局面があります。

心理療法士としての側面とカウンセラーとしての側面です。

我々カイロプラクターに何かの素養が求められるとすれば

心理療法士としてではなくカウンセラーとしての患者さんとの

会話のあり方が我々に求められていると思います。

 

ここを勘違いしないようにしていかないと

「この症状はストレスからきています。ですからストレスを解放していきましょう。」

と我々は言いがちになってしまいます。

これはもう別次元の領域です。

会話するという技術、あるいは心掛けとしてカウンセラーの

心理学を参考にするなら、患者さんの心因性からの影響を理解できるかもしれません。

しかし我々はカイロプラクターですからアプローチするのはあくまでフィジカルです。

 

佐々木:ナショナルカイロプラクティック大学のジョセフジェンシー先生は

カイロプラクティックの科学的探究を行った方と伺った事があるのですが

どのような人物だったのですか?

 

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馬場:これはナショナル大学を卒業された先生に聞いてください(笑)

私は彼の晩年を少しだけ垣間見ただけですから・・・。

 彼の業績としてすごいと思ったのは、

カイロプラクティック教育の中で良くも悪くも現代科学的な側面を取り入れた事だと思います。

もしかしたら伝統的なカイロプラクティックをやっている人達からは

反発を招いたのかもしれませんが、カイロプラクティックの歴史の中間で

新しい試みを行ったすごい人だと思います。

 

もう一つは、これは私個人的な想いですが

ジェンシー先生はものすごく温かい人でした。

私はナショナル大学の卒業生ではありませんが、

当時JCAの研修の一環としてナショナル大学のカリキュラムを

一部学ぶ機会をいただいた事があります。

そのご縁でナショナル大学に実習に行ったり、

ホームカミングに参加させていただいたのですが、

その中でジェンシー先生と2回程下手な英語で会話し、

暖かさを…慈父のような優しさを感じました。

先生の講演で非常に感銘を受けた言葉が

 

「君たちがカイロプラクターとして迷った時に帰ってくるべき家があるとしたらココですよ。

ナショナル大学とはそういう場です。

あなたも迷ったらここに帰ってきなさい。

そして回帰する場で一番大切な場は解剖実習室である。」

 

というようなことを仰っていただきました。

まさしくホームカミングです。

 要は迷ったら解剖学に帰りなさいよ。原点に帰りなさいよ。

という事だと私はとらえています。

日本にも見えました。最後は浅草だったかな?JCAのセミナーで

彼がスピーカーでした。たまたまトイレで一緒になったんですよ。

ナショナル大学でもトイレでした(笑)

あァ・・これは縁があるなと・・・  

最後にお会いしたのはその時でした。 

その辺は当時のJCAの幹部に聞いてください。

コーディネートしたのは竹谷内一愿先生ですから詳しい事をご存じだと思います。

 

佐々木:時間も差し迫ってきましたので、最後にこれからを担う先生方に一言お願いします。

 

 

荒木:セミナーや会の集いで仲間が集まるわけですがその場では盛り上がってやる気がおきます。

そしてそのパワーを継続してもらいたいと思います。

セミナーに行っていろんなテクニックを習うわけですが

だからって翌日から臨床に応用してすぐに結果がでるわけがないんですよ。

これくらいの圧かな?このくらいの刺激かな?といろいろ試行錯誤して

何週間も続けてやっと寛解します。

しかしそれを継続しないから結果がでない。

結果が出ないから結局また元の手技や発想に戻ってしまう。

それでは成長しません。習ったらすぐにできるようになるのは勘違いです。

ですからKOセミナーでは感覚を重視しています。

お互い練習で触れ合うわけですが私が上から

手を添えて圧感覚を体験してもらうわけです。

そしてそれをぜひ継続してもらいたい。

 

 

佐々木:アジャストメントでもそうですよね。

僕も最初のころはアジャストがうまくなりたくて

DVDなどずいぶん買いましたが肝心の感覚がわからない。

 

 

:そのようなセミナーやDVDでうまい先生のどこを見るかというと

手元ではなくて先生の立ち位置や振る舞いなど動作を見る方が勉強になります。

 

 

荒木:本もそうですね。

買ったけれど読んでいない人が多い。

購入する事が目的になっているような気がします。

本を買うにしろセミナーに参加する事にしろ目的意識を明確にする事だと思います。

僕がたくさん本を読んだり研究でいろんな事を試みたりしてきましたが、

私の一生の目的は一つです。

誰もができる検査法を見つける事です。

エビデンスと言うにはちょっと分野が違うかもしれませんが

誰がやってもカイロ的な判断ができる評価法を見つける事です。

だから今までいろんな試みをしてきたわけです。

これからの先生方には目的意識を持ってほしい。

 

 

佐々木:耳が痛いです(笑)僕も本を買って読んでいない本がたくさんあるので・・・、では進先生・・・

 

 

:僕も言うんですか?

・・・・僕は業界とかそんな大きい事に目が向いていませんが、

僕はウチのオフィスに来てくれる人と向き合える事ができたから今の僕が存在しますので

その中でできるだけ多くの人と出会って施術していく事が使命だと思っています。

 そして馬場先生と荒木先生とご縁があって同友会に所属させていただいていますので、

少しでもお力添えになれたらと思っています。

 

 

馬場:かつて動態学のセミナーでも申し上げた事があるのですが

私程度の仕事は誰にでもできるようになります。

初学の人にしてみれば私の施術はスマートに見えるかもしれませんが、

別に特別な才能をもっているわけではなくて、これまで35年間コツコツ

勉強してきた結果そうなっているだけであって

これは勉強すれば誰でも到達できるレベルなわけです。

私に特異な才能があるわけではありません。これはハッキリ申し上げておきます。

ですから同じ業界で同じ土俵にいるわけですからお互い顔を合わせて

ざっくばらんな話ができるようなカイロプラクターが育ってきてほしいと思います。

 

 

佐々木: ありがとうございました。

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